2016年9月12日に千葉県酒々井町で起きた酒々井バラバラ事件。
被害者はとある一軒家に住む竹内諒さんで犯人は姉の竹内愛美さん。
事件から数年の月日が流れていますが、今でもネット上で話題になっているこの事件は犯人の竹内愛美さんが美人だというのも1つの要因です。
酒々井バラバラ事件の詳細は?
事件から数年が経った現在(2023年)家族はどうしている?
犯人の竹内愛美さんの判決は?
酒々井バラバラ事件の真相と犯人の竹内愛美さんの判決など気になる情報をまとめてみました
Contents
竹内愛美が起こした酒々井バラバラ事件の詳細
2016年9月12日に千葉県酒々井町の一軒家で当時21歳だった竹内諒さんが殺害され遺体がバラバラにされた状態で発見された事件が起きました。
これは『酒々井バラバラ事件』と呼ばれていますが、その翌日に死体遺棄と死体損壊の疑いで逮捕された竹内諒さんの姉の竹内愛美さん。
事件の詳細は竹内愛美さんが弟の竹内諒さんを殺害した後に遺体をバラバラにするために薬局やスーパーでゴミ袋、軍手、ゴムハンマーなどを購入しています。
警察が家に竹内愛美さんの自宅を訪れた時、リビングには竹内諒さんの切断された遺体が入ったごみ袋や冷蔵庫から肉を剥いだ状態の骨が入ったごみ袋が発見されています。
犯行がバレた理由は竹内諒さんの友人が連絡が付かないという事で通報したようです。
逮捕された竹内愛美さんは千葉県警の調べに対し『内臓はトイレに流しバラバラにした遺体はゴミの日に出した』と供述しています。
その後、近所のゴミ集積場から竹内諒さんの遺体の一部が発見されています。
竹内愛美さんと竹内諒さんは事件が起きた当時は一軒家で2人で暮らしていたのですが、どうしてこのような事件が起きてしまったのか?
様々な理由が憶測として挙がっていますが、その要因と事件が判明した理由を見ていきましょう。
竹内愛美が弟の竹内諒を殺害した動機は親の遺産
竹内愛美さんが弟の竹内諒さんを殺害した動機は何なのか?
それは父親の遺産で揉めたことにあるようです。
竹内愛美さんは父親の遺産を年金型で毎年150万円受け取っていたのですが弟の竹内諒さんには黙っていたようです。
そのことを知った竹内諒さんは『知らなかった。本来なら折半だし1人で受け取るなら家を出て1人で暮らしてほしい』と友人に愚痴っていたようです。
これを聞けば生活費などは竹内愛美さんが出さなければならないところですが竹内諒さんと折半でしかも生活費を滞納していたのだとか。
このことから竹内愛美さんは金遣いが荒いのが分かりますよね。
その理由は後ほど説明しますが、その金遣いの荒さから竹内愛美さんは竹内諒さんと喧嘩になったようです。
その結果、殺害に至ったようです。
平成28年8月31日午後、自宅2階の諒さんの部屋で2人は口論になり、包丁を手に蹴る諒さんを別の包丁で「反射的に刺した」。詳細については覚えていないとしたが、「諒に声をかけても反応がないから、死んでいると思った。そこから記憶がなくて、気付いたらアルバイト先のスーパーのレジに立っていた」
引用元(産経新聞)
これが酒々井バラバラ事件の真相で、簡潔に言えば弟と金遣いの荒さで口論になり事件に繋がったという事です。
竹内愛美は以前から音ゲーの騒音などでストレスが溜まっていた
酒々井バラバラ事件が起こる前から竹内愛美さんと竹内諒さんの関係は悪く竹内諒さんはツイッターで『2人暮らしだけど冷蔵庫も掃除機もオーブンもベッドも2つあります』『これだから姉や嫌なんだ』と愚痴をこぼしていたようです。
姉の竹内愛美さんも同じくストレスが溜まっていたようで、竹内諒さんは『太鼓の達人』や『ビートマニア』などの音ゲーオタクで竹内愛美さんの隣の部屋が音ゲー部屋だったことから騒音でストレスが溜まっていたようです。
こういった経緯も確執が深まる原因である事が分かりますし、遺産の件で口論になった事が引き金になったようです。
とは言ってもこのような事件を起こすほどなので相当なストレスだったのでしょう。
竹内愛美さんは見た感じからはそんなに気が短そうには見えないのですが。。

竹内愛美は事件後焼き肉を食べて買い物をしている
先週は竹内愛美の裁判員裁判を2回みた。弟殺したあと、スーパーのレジ打ちして焼肉食べて道具買ってバラバラにする。悪意はなく記憶曖昧で解離。被告のキャラだとつい納得してしまいそうになるんだけど、帰って「冷たい熱帯魚」の死体解体シーン観てたら、これやったか!と改めて怖くなった
— インベカヲリ★ 新刊『家族不適応殺』 (@kaworikawori) February 28, 2018
竹内愛美さんは竹内諒さんを殺害したとスーパーでレジ打ちの仕事をして焼き肉を食べたことも話題になっています。
それだけじゃなく竹内諒さんのクレジットカードを使ってフリマアプリで洋服を購入したことで電子計算機使用詐欺罪でも逮捕起訴されています。
ちなみにこれは事件が発覚するまでの2週間の出来事ですが、竹内愛美さんが購入したのは花柄のブラウスなど4点で金額は3,447円だったようです。
殺害した後に焼き肉食って買い物するってかなりヤバイ神経だというのが見て取れますよ。
竹内愛美は弟だけじゃなく父親も殺害したと噂されている
竹内愛美容疑者 アルバイト店員(25)
・弟を惨殺・解体し、2週間バラバラ死体と一緒に生活
・犯行後、何くわぬ顔でスーパーでレジ打ち
・周囲からの評判は良かった
・過去に父親も変死している過 去 に 父 親 も 変 死 し て い る
— (๑╹ω╹๑ ) (@Christieeeeeena) September 13, 2016
竹内愛美さんは弟だけじゃなく父親も殺害したのではないかと言われているようです。
竹内愛美さんの父親は事件が起こる5年前に変死しているのですが、その後もその自宅で竹内愛美さんと竹内諒さんが暮らしています。
そして父親も何かと問題があったようで昔から育児放棄の状態だったようです。
弟を殺害したという事で変死した父親も竹内愛美さんに殺されているのではないかと噂されているようですがこれに関しては真相は定かではありません。
竹内愛美が親の遺産の事を弟に黙っていた理由
酒々井バラバラ事件の引き金となった父親の遺産を竹内愛美さんが1人で使っていて弟に黙っていた件ですが、毎年150万円という事で月に10万円くらいの収入がそれだけでもありますよね。
それを竹内愛美さんは1人で使っていたようですが、その金遣いの荒さは竹内愛美さんが弟らを養っていた事があります。
大学を中退した竹内愛美さんはスーパーのレジ打ちの仕事に就いて弟や妹に服やスマホを買ったりして面倒を見ていました。
その反動で竹内愛美さんは金遣いが荒くなったようで、それを弟の竹内諒さんに指摘され口論になってしまった訳です。
成人してからの愛美被告は、それまで親代わりにと節制してきた反動か、買い物におカネをつぎ込み、バレエやドラムなど、興味を持った習い事をいくつも始めた。
引用元(東洋経済)
お金の事って後で分かると色々と揉めますよね。

竹内愛美は4人姉弟の長女
竹内愛美さんは4人姉弟の長女で、次女、長男で殺害された竹内諒さん、三女の4人構成。
竹内諒さんは姉弟の中で唯一の男だったのですが、母親から虐待がかなりひどかったようですが他の3人も同じく虐待を受けています。
事件後に竹内愛美さんは精神鑑定をしたのですがこの時に姉弟全員が『機能不全家族で育ったサバイバー』と弟の事を語っています。
竹内愛美の両親は機能不全状態で父親は精神疾患だった!そして離婚している
竹内愛美さんと3人の姉弟が育った家庭環境は壮絶で父親は2008年に精神疾患が原因で会社を休職しています。
その後、自宅療養をするようになると家計が厳しくなり父親は自殺未遂を図ったりしたことで家族が崩壊。
2011年に竹内愛美さんの両親は離婚していて母親が家を出ていったのですが、上記で説明した通り竹内愛美さんや3人の姉弟は虐待を受けていたので誰も母親について行かなかったようです。
しかし離婚してから2年後に三女が母親の元へ移ったようです。
そして2014年に父親が上記で説明した変死、次女も家を出ていったので自宅には竹内愛美さんと弟の竹内諒さんの2人で暮らしていたようです。
ただ2人の関係は上記で説明した通り、関係は良くなくて家庭内別居中だったようです。
このことからも分かると思いますが、竹内愛美さんや姉弟は家族愛というのを知らずに育っているのが分かります。
竹内愛美の父親は元々子育てに興味が無く母親は暴力的だった
竹内愛美さんの母親が提出した調書によると父親は元々大人しい性格だったようですが、精神疾患になる前から子育てに全く興味が無かったようです。
子供とのコミュニケーションを取る事が全くなくて名前を呼ぶこともなく部屋に閉じこもっていたそうです。
竹内愛美さんの犯行はこの父親譲りの部分もあるのが見て取れますし、父親が会社を休職して以降は竹内愛美さんが大学を中退してレジ打ちをして家計を支えていたのでストレスが溜まるのも納得がいきます。
そりゃ父親の財産全部使いたくなるよなって話です。
そして母親が子供を虐待していたのは父親の社会不適合っぷりが要因なのかもしれませんが元々母親も性格が子供の頃から暴力的だったようです。
竹内愛美は学生時代、明るくて印象のいい女の子だった
竹内愛美さんは酒々井小学校、酒々井中学校を卒業した後は地元の公立高校へ進学しています。
高校時代は陸上部で『高校時代は部活や勉強ともに一生懸命で明るくて活発だった』と知人が語っています。
学生時代の竹内愛美さんは印象がかなり良く悪く言う人はいないようです。
しかし当時から精神が病んでいたのか自宅の部屋はめちゃくちゃ汚かったようで表面上は好印象ですが心には大きな闇を抱えていたのが分かります。
これは上記で説明した機能不全の家族で育ったからであることは間違いありません。
竹内愛美には懲役7年の判決が下っていて現在服役中
竹内愛美さんの初公判は事件が起きた2年後の2018年2月に千葉地裁で開かれています。
そこでは竹内愛美さんに殺意を認められないとして傷害致死罪を適用し懲役10年の判決としていました。
しかし2019年2月8日に東京高裁で開かれた二審裁判では第一審の懲役10年の判決を破棄し殺害直前に竹内諒さんから暴行を受けた事実を鑑みて過剰防衛の成立を認め懲役7年に減刑されています。
このことから竹内愛美さんは現在(2023年)服役中で出所は2023年頃の予定だそうです。
竹内愛美は弟に暴力を受けていて無罪を主張していた
竹内愛美さんは竹内諒さんを殺害したのは正当防衛であって殺意はないと主張しています。
そして竹内諒さんの暴力から身を守るためだと供述。
『身を守るために包丁を手に取り、体を被害者のほうへ向けたら太ももに刺さったので部屋を出て庭に出た。その後しばらくして部屋に戻ると諒さんが死んでいた』
と供述していて質問には一貫して記憶が無いと繰り返していました。
「あっ、はっきり覚えてないです」
「はっきり覚えてないです、すみません」
「あっ、えーっと、えとー、あっ、座って、何してたか忘れてしまったんですけど、はっきり覚えてないです」
「異世界に急に飛んだような……カーテンっていうか、離れているような、薄い膜のようなものが張られているみたいな……」
終始このような調子で、愛美被告から事件についてはっきりとした話は出ることがなかった。それでも言い分をなんとか要約すれば、「父の遺産のことや生活費のことで言い合いになり、諒さんが自分に向かって来たため、とっさに刃物を持ったところ、太ももにそれが刺さった」のだという。
引用元(東洋経済)
事件については終始このような感じで無罪を主張していたようですが、父親の遺産に関して口論になって竹内諒さんが向かってきたとのことです。
竹内愛美の家族の消息は今の所不明
竹内愛美さんの家族構成は上記で説明した通りですが、父親は2014年に亡くなっていて弟の竹内諒さんも殺害されたので死亡。
そして竹内愛美さんは現在(2023年)服役中ですが、次女と三女そして母親は現在何をしているのか?
調べたところ消息は不明で誰も知らないんです。
離婚してから母親の消息は不明ですが、事件が起きてからもさすがに母親や次女、三女の今がどうなのかという報道はもちろんありません。
一般人ですから本人が了承しなければ表に出てくることもないでしょう。
それに本人が間違っても今何をしているのかというインタビューに応じることは無さそうです。
竹内愛美さんの家族は本当に機能不全状態で現在(2023年)残された家族はどんな生活をしてるのか気になるところなんですけどね。
まとめ
酒々井バラバラ事件の犯人の竹内愛美さんの犯行動機は『父親の遺産』だった訳ですが現在に至るまでも様々な確執があったようです。
そして事件が起きた事の発端は母親の虐待と父親の無関心が原因であることは間違いありません。
これを見ていると幼少期にどれだけ親から愛情を受けて育ったかというのが重要か分かります。
今後、このような悲惨な事件が起きない事を願うばかりです。