2014年7月26日に長崎県佐世保市で当時公立高校に通っていた女子生徒が殺害された佐世保女子高生殺害事件。
あまりにも残虐な事件であったことから今もネット上で語られている事件ですが『どんな事件?』と思っている方もいらっしゃるようです。
佐世保女子高生殺害事件の詳細は?
犯人と被害者の関係やどんな人物?
事件の犯人は現在何をしている?
佐世保女子高生殺害事件の詳細や犯人についてまとめてみました。
Contents
佐世保女子高生殺害事件の詳細
佐世保女子高生殺害事件ってその後どうなったんだろう🤔
同級生をバラバラに刻んじゃった事件・・・。— プーニャン(っ ॑꒳ ॑c) [ベリー] (@nanika59) January 19, 2021
2014年7月26日に長崎県の佐世保市で女子高生が殺害された事件。
被害者の女子高生は公立高校に通う女子生徒で遺体は同級生の女子生徒のマンションにて発見されています。
犯人は被害者の後頭部を鈍器で数回殴りひも状のもので首を絞めて殺害したようです。
長崎県警によれば遺体は首と左手首が切断されていたとのことでかなり残虐な事件であるのが分かります。
被害者の女子高生は事件当日の18時40分に母親に『19時頃に帰る』とメールを送っていたのですがいつまでたっても帰ってこない被害者を心配して家族が警察に捜索願を提出し27日に犯人のマンションを訪れたそうです。
その時、犯人は被害者について『しらない』と答えたそうですが犯人の態度が不審に思い警察官が室内に入ったところ殺害された被害者を発見し逮捕に至ったとのことです。
ちなみに犯人は被害者の同級生だったようで当時未成年です。
未成年がこれだけ残虐な犯行を行った要因は何だったのか?
犯人について今でも詳細を知りたい方がたくさんいるようです。
事件の被害者の名前は松尾愛和
被害者の女子高生は当時15歳だった松尾愛和さん。
遺体は首と左手首が切断されていた以外に腹部が大きく切り開かれていたことが判明しています。
犯人は『人を殺して遺体を解体してみたかった』と語っていてこれが殺人の動機になります。
逮捕された犯人は同級生の女子生徒であることもこの時に判明しています。
佐世保女子高生殺害事件の犯人は同級生の徳勝もなみ
佐世保女子高生殺害事件。徳勝もなみ。親友を殺害した動機は殺人への興味。事件前も冷蔵庫に猫の死骸を隠す異常性があった。仮に更生しようが被害者遺族の悲しみと怒りは消えない。こんな奴が何事もなかったかのように生きるのは許されない。サイコパスが生きる世界はホラー映画の中だけで十分だ。 pic.twitter.com/WplTBgSAnj
— 世間はこいつらを忘れてはならない (@dont4get7) January 16, 2022
世間に衝撃を与えた佐世保女子高生殺害事件。
その犯人は被害者の同級生で中学時代から友人関係だった徳勝もなみ。
被害者とアニメ好きという共通の趣味があり意気投合し友人関係となり同じ高校に進学しクラスメイトになっています。
徳勝もなみは犯行を計画的に行っていて事件前にスレート切断用のこぎり、石頭ハンマー、テストハンマー、犬のリードなどを購入していました。
上記でも説明しましたが犯行動機が『人を殺して解体してみたかった』とのことで被害者の松尾愛和さんを自宅に呼び殺害することを計画していたのが明らかになっています。
何かトラブルがあったという訳でもなく徳勝もなみがただ単に人を殺したかったという理由で選んだのが松尾愛和さんという訳です。
女子高生が計画してこれだけの犯行を行った事で日本全国に衝撃が走り今でも話題になっている事件でもあります。
事件の犯人である徳勝もなみの生い立ち
佐世保女子高生殺害事件の犯人である徳勝もなみはこれだけの犯行に及んだことから相当なサイコパスだというのが見て取れます。
しかし調べたところ、かなりのエリート育ちのようです。
徳勝もなみは1998年7月28日生まれ。
幼少期から医学書を読み学業に関しては優秀で徳勝もなみと被害者の松尾愛和さんが通っていた高校は佐世保北高校で県内有数の進学校。
徳勝もなみは中学3年生の時にスピードスケートで500mと1,000mで長崎県代表にも選ばれ冬季国体にも出場しています。
それだけじゃなく佐世保ピアノコンクールで準優勝し美術作品展の版画部門で県知事賞を受賞していて学業、スポーツ、美術の分野で長けているのが分かります。
ちなみに徳勝もなみが描いた絵がこちら
このことから徳勝もなみはエリート女子高生だというのが分かりますよね。
しかも父親は長崎県内の大手弁護士事務所を経営しており母親は東大卒の元アナウンサー。
そして5歳年上の兄がいるようで兄も優秀で早稲田大学法学部に進学しています。
これだけ見てもエリートのサラブレッドだというのが分かりますよね。
なのにこんな残虐な犯行に及んだのは生い立ちに何かしら問題があったのではないかと考えられます。
徳勝もなみの生い立ちをもう少し見ていきましょう。
徳勝もなみがおかしくなった原因は母親の死と父親の再婚
佐世保の同級生殺人、父親は弁護士で母親昨年秋他界、既に再婚してるっていうし。犯人は徳勝もなみというらしいけど小学生の頃に異物混入事件起こして親がもみ消し、中学時代も小動物の解剖してたとか。親の再婚が完全に狂わせたんだろうか、もっと早く手当てできたかもしれないのに。
— 赤べこ (@nanairo_eyes) July 28, 2014
徳勝もなみは母親を2013年10月にガンで亡くしています。
徳勝もなみは母親と仲が良かったようで犬の散歩をしているところをよく目撃されていました。
母親が亡くなってから徳勝もなみは中学を不登校になってしまったそうです。
そして母親が亡くなった7か月後の2014年5月に父親が再婚。
事件が起きる2か月前ですね。
徳勝もなみの父親は母親が亡くなってすぐに婚活パーティーに出席していて何名かの女性と連絡先を好感していたとのことです。
上記でも説明しましたが徳勝もなみの父親は有名な弁護士でさらに資産家。
一時期年収が1億円あると言われていたそうです。
徳勝もなみの父親の名前は徳勝仁で母親の名前は徳勝宏子。
父親の写真がこちらになります。
母親の徳勝宏子さんはこちら
そして父親が再婚した時には相手はすでに妊娠していたとも言われています。
徳勝もなみは最愛の母親を亡くしその直後に父親が別の女性とすぐに再婚したことが大きなショックを与えたのではないかと言われています。
徳勝もなみは再婚した父親をバットで殴っている
徳勝もなみは、父親をバットで殴打した段階で、精神病院に入れて檻付きの部屋に隔離しておくべきだったと思うが、結果論なのかな…サイコパスは更生は期待できないので、一生精神病院に閉じ込めておかないと危険だ http://t.co/K09UhEuZRV 精神科医の本音日記 佐世保殺人事件
— 佐々木 (@WBJPPP) August 4, 2014
徳勝もなみは最愛の母親である徳勝宏子さんをガンで亡くしその直後に父親の徳勝仁あんが再婚相手を紹介した2014年3月に父親が眠っている時に金属バットで父親を複数殴り頭蓋骨陥没、歯の欠損など重症を負わせています。
さらには自宅のベランダで猫をバラバラに解体していたことも発覚し精神状態がかなりおかしくなっていました。
そこで父親は徳勝もなみを精神科に通わせていたのですが2014年6月に精神科医から『このままだと人を殺しかねない』と児童相談施設に相談もしていたそうです。
徳勝もなみの父親は事件直前に精神科へ入院させようと奔走し警察への相談を打診しましたが事件前日に話し合いにて警察への相談を見送っています。
その翌日に佐世保女子高生殺害事件が起きています。
父親をバットで殴るという事から再婚がかなり精神的にショックを与えていたのが分かりますが、その前から徳勝もなみはクラスメイトの間で変人扱いされていたそうですが、この父親の再婚がきっかけで精神状態がさらに悪化したのは間違いありません。
徳勝もなみは母親が亡くなる前から変人扱いされていた
事件発覚当初から、2チャンネラーが、佐世保の小学校給食漂白剤混入事件の犯人が徳勝もなみではないかと指摘していた。やはりそうだった。ネット社会は負の面もあるが、こういう良い面もある。
— HIRO_REVOLUTION (@HIRO_REVOLUTION) July 29, 2014
徳勝もなみの生い立ちについて色々と調べると母親の徳勝宏子さんが亡くなる前からおかしい子供だったようで小学校時代からクラスメイトの間では変人扱いされていたようです。
感情の浮き沈みが激しく突然大声を出したり泣き出したり。
そしてあまり笑わないし自分の事を『僕』と言っていたことからクラスメイトの間では優等生と称されながらも変人扱いされていたそうです。
さらに徳勝もなみは小学6年生の時に事件を起こしています。
その事件は2010年12月に起きていて給食にベンジンと液体漂白剤を混ぜる薬物混入事件を起こしています。
これは教育委員会が調査に乗り出すほどの大騒動となり被害者の子供も出ていた事から徳勝もなみの母親である徳勝宏子さんは被害者の両親に土下座行脚をして裁判は避けられたそうです。
この時点からかなりおかしい子供というのが分かりますしこの時にも徳勝もなみは学校を不登校になっています。
徳勝もなみは高校は3日間しか登校していない
徳勝もなみは高校に入学してからは佐世保市内にある父親名義のワンルームマンションで1人暮らしを始めていましたが高校は不登校。
高校1年生の1学期は3日間しか登校していません。
悩みの相談に乗ったり精神科医のカウンセリング治療を受けさせ改善の糸口を探していたそうです。
小学校、中学校時代の徳勝もなみを見れば精神的におかしいのは言うまでもありません。
ネット上でも言われていますが精神病院に入院させておけばよかったのではと言われていますが、事件が起きてからでは遅いですよね。
徳勝もなみの生い立ちを見れば小学時代からおかしいのは分かりますが母親の死と父親の再婚が拍車をかけたのが確実と言えます。
佐世保女子高生殺害事件の犯人である徳勝もなみの現在
佐世保同級生殺人JK徳勝もなみ、医療少年院に送致、逆送ならず。加害者の父親・徳勝仁は自殺するなどなんとも後味の悪い結果に… – http://t.co/gaAYvCX7A6 pic.twitter.com/glQgLEO7p5
— メラ速報 (@merasoku) July 13, 2015
徳勝もなみに対して長崎家庭裁判所は医療少年院に送致とする保護処分の決定を出しています。
裁判長は
「ASD(自閉症スペクトラム障害)が見られるものの、それが非行に直結したわけではなく、環境的要因の影響もあった」との趣旨のことを述べた
引用元(Wikipedia)
そして徳勝もなみは2024年に出所予定となっています。
逮捕当時は反省の色を見せなかったようですが現在は被害者の家族に謝罪文を送っているようで心の変化があるようです。
相当なサイコパスな徳勝もなみですが、これをきっかけに普通になるのかと思うとそうでもないような気もしますし2024年に出所しても社会復帰できるのかが謎ですよね。
徳勝もなみの父親は事件後に自殺している
佐世保女子高生殺害事件により徳勝もなみの父親は猛烈な批判を受けています。
有名な弁護士だった父親の徳勝仁さんは接し方について色々と批判を受け事件から2か月後の2014年10月5日に自宅で首つり自殺を図り死亡しています。
再婚相手が家を空けたタイミングでの事で知人が発見して発覚。
徳勝もなみの父親はその前に出会った弁護士に『私は生きていていいのでしょうか?』と悩んでいたようです。
時間が経つほど落ち込んでいたようでその直後には徳勝もなみの面倒を見ていた祖母も失意のうちに病死したそうです。
徳勝もなみ兄は早稲田大学を退学している
何のことかと思ったら徳勝もなみのことか。早稲田を退学した兄はどうしてんのかね
佐世保殺害の元少女、収容を継続 23歳、医療少年院に – 記事詳細|Infoseekニュース https://t.co/wdZOKraMqt— やっし〜りん (@newfunfun) September 14, 2021
徳勝もなみの兄は5歳年上で名前は徳勝丈。
佐世保女子高生殺害事件により兄は早稲田大学法学部を退学していて将来は弁護士になると夢を持っていたようですが事件により夢が絶たれています。
その後については消息は不明ですが、SNSを見ると今は弁護士やってると言っている方もいますが詳細は不明です。
なんだよ、徳勝もなみの兄、丈は早稲田退学せずに卒業して今は父親と同様に弁護士やってるじゃないか。退学とかガセネタ流すなよ。
— やっし〜りん (@newfunfun) September 14, 2021
ネット上で『徳勝丈』と検索してみると弁護士の徳勝丈さんが出てきますが、この方が徳勝もなみの兄かどうかは定かではありません。
この方がガチで徳勝もなみの兄だったらびっくりしますけどね。
佐世保女子高生殺害事件には別の犯人がいるという説もある
佐世保女子高生殺害事件の犯人である徳勝もなみについてまとめてきましたが、一部では他に犯人がいるという説もあるようです。
やはり一人の少女にこれだけの犯罪を犯すのは無理です。第一に、女子高生に首の骨を切断する力があるのかという疑問があります。一応、女子高生にも首の骨を切断できると仰る専門家もいるようですが、もちろんマスコミの言うことを鵜呑みにするわけにはいきません。
しかも、警察が現場に突入した際、遺体はベッドの上で発見されたそうですが、ベッドのような柔らかい場所で首の骨を切断するのは先ず不可能でしょう。それに、首の骨を切ろうとしたら物凄い音が出ます。果たして近所の住民たちはその音を聞かなかったのでしょうか。聞いて何とも思わなかったのでしょうか。
引用元(Rapt)
これを聞くと『うーん、言われてみれば』という感じです。
ただ徳勝もなみ以外に犯人がいるとなれば『じゃあ誰?』って話になりますから話がややこしくなりますよね。
過去に未成年が起こした残虐な事件はありますがこういった事件には何かしら大きな組織が動いていると言われているようですが信じるか信じないかは任せます。
まとめ
佐世保女子高生殺害事件の犯人は被害者と同級生だった徳勝もなみ。
犯行に及んだ経緯としては母親の死と父親の再婚が大きく関係している可能性が高いと言えます。
こういった精神がおかしくなる子供を作らないように親はもっと子供と向き合う時間を作るべきでしょう。