人気漫画『チェンソーマン』の第一話に登場したポチタ。
見た目は可愛らしくてデンジの夢を見せてくれという契約で心臓を差し出したポチタですが、銃の悪魔などがその心臓を狙っているということから謎が多いポチタ。
アニメしか見ていない方は『ポチタの正体って何?』と思っている方も多い事でしょう。
ポチタの正体は何?
ポチタの気になる情報をまとめてみました。
Contents
ポチタの正体は地獄のヒーロー『チェンソーマン』
子犬のような見た目でマスコットキャラクターのような存在のポチタ。
ポチタは何かの悪魔で第一話で主人公のデンジがゾンビの悪魔に殺された後に契約を結び心臓を差し出しています。
そしてデビルハンターが狙っている銃の悪魔がそのデンジの心臓を狙っていることが分かり『ポチタって何者?』と思っていた方もたくさんいるでしょう。
何故、銃の悪魔がデンジの心臓であるポチタを狙っているのか?
それはポチタの正体が地獄のヒーロー「チェンソーマン」だからです。
本来なら悪魔は殺されても復活するのですが、チェンソーマンに食べられた悪魔は復活することが無く概念ごと消滅してしまい存在も記憶も無かったことにされるという特殊能力を持っています。
これに関してはマキマが作中で『チェンソーマンが食べた悪魔はその名前の存在がこの世から消えてしまうのです』と語っています。
他にも様々な特殊能力があるチェンソーマンですが、その能力を見ていきましょう。
チェンソーマンの能力
ポチタの正体は地獄のヒーロー『チェンソーマン』なのですが、このチェンソーマンの能力についてマキマが作中で語っています。
②叫ばれた悪魔はチェンソーで殺され助けを求めた悪魔もバラバラに殺される
③何度でもエンジンをふかして復活する
④食べられた悪魔はその概念ごと消滅
こういった特殊能力を持っていてポチタは悪魔から最も恐れられている存在なのです。
デンジはそのポチタと契約して心臓を手に入れているので悪魔から狙われる事となります。
そしてマキマの正体も支配の悪魔なのでマキマもポチタの心臓を狙っています。
マキマの正体は人間ではなく支配の悪魔だがデビルハンターをしている目的など徹底調査
そして悪魔は恐怖により力が増強するのでチェンソーマンは様々な悪魔から恐れられている存在でありその恐怖がチェンソーマンの力を強くしています。
こういった特殊能力を持っていたポチタの正体であるチェンソーマンはとてつもない存在だというのが分かります。
ポチタの正体がチェンソーマンなのに見た目が犬の理由
ポチタの正体が悪魔から恐れられている存在であるチェンソーマンなのにも関わらずデンジと出会ったときは子犬のような見た目をしています。
そしてゾンビの悪魔からは『ザコ悪魔』と言われていましたが、何故こんな見た目になっているのか?
その理由が弱体化して本来の力を失っていたと言われています。
マキマが作中で地獄で4人の騎士と武器の悪魔と戦っていたと明かされています。
ここでマキマが話している内容が『突然姿を消し瀕死の変わり果てた姿で生きていた』と語っています。
確かにポチタがデンジと出会った時、瀕死の状態でしたがデンジが腕をかませて血を与えたことで息を吹き返しています。
ただ悪魔は本来、地獄で死んでから現世に転生するはずなのですがポチタの場合は死ぬ前の瀕死の状態で現世に来ています。
このことからチェンソーマンは地獄と現世を行き来する何らかの手段を持っていたのではないかとも考察できますが実際の所は定かではありません。
またポチタがデンジと出会った時に瀕死の状態だった理由は別の悪魔と戦って負傷したと考えられますが、それが銃の悪魔なのか他の悪魔なのかは不明です。
そして何故、犬の姿なのかは考えられる説としてポチタがギリシャ神話に登場する冥府の入り口の番犬であるケルベロスをモチーフにしているからという理由が挙げられます
ポチタの本当の正体は苦痛の悪魔とも言われている
悪魔に最も恐れられる悪魔→いままでの描写で悪魔が恐れていたのは『痛み』
ポチタの正体は実はチェンソーの悪魔ではなく苦痛の悪魔
苦痛は誰しもが恐れるし根源的恐怖になり得る#チェンソーマン pic.twitter.com/NprL8sodCV— キ∃イ (@datatsushi) June 15, 2020
ポチタの正体が悪魔から恐れられている『チェンソーマン』ですが、他にも様々な憶測があります。
その1つとして『ポチタの正体は苦痛の悪魔』というもの。
その理由が、今までの描写で悪魔が最も恐れていたのは『苦痛』
苦痛は悪魔に限らず誰もが恐れるものですからどんな悪魔からも恐れられているチェンソーマンであるポチタはその苦痛の悪魔なのではないかと言われています。
確かに理由としてはしっくりきますし最後には存在そのものを消し去ってしまうチェンソーマンですから能力からしても苦痛の悪魔であってもおかしくはありません。
ポチタが本当の正体であるチェンソーマンとして君臨していた世界
ポチタが地獄のヒーロー『チェンソーマン』で本来の力を持っていた時の世界はどうだったのか?
これに関してもマキマが作中で話しています。
貴方はナチスがユダヤ人に何をしたのか覚えていますか?
「ナチス」
「アーノロン症候群」
「第二次世界大戦」
「エイズ」
「租唖」
「比尾山大噴火」
「核兵器」かつては存在しその名を持つ悪魔と同様に恐れられました
しかしそれらの名前を思い出せるのはもう私しかいません全てチェンソーマンが食べてしまいましたから
引用元(ピクシブ)
これらはチェンソーマンが食べてしまったと言っていてチェンソーマンの特殊能力は食べた悪魔は存在も記憶も無かったことにされます。
そのため、チェンソーマンの世界ではこういった存在が無かったことになっています。
そしてチェンソーマン第二部で登場する戦争の悪魔が『待ってろチェンソーマン。核兵器を吐き出させてやる!』と言っています。
この発言から戦争の悪魔はチェンソーマンと過去に戦った事があると推測できますよね。
ポチタの夢は抱きしめてもらう事
ポチタはデンジがゾンビの悪魔に殺された後に『私はデンジの夢の続きを見せてくれ』と言って心臓を差し出しています。
このことからポチタとデンジの信頼関係が厚いのが分かりますが、正体がチェンソーマンであるポチタの目的は何だったのか?
それは『誰かに抱きしめてもらう事』です。
ポチタはデンジに対して他にもこのようなことを言っています。
『デンジは私の夢を叶えてくれた』
『支配の悪魔の夢も叶えてあげてほしいんだ』
『支配の悪魔はね、ずっと他者との対等な関係を築きたかったんだ』
『恐怖の力でしか関係を築けない彼女にとっては、家族のようなものにずっと憧れていた』
『それで間違った方法だったけどそういう世界を作りたかったんだ。だからデンジがそういう世界を作ってあげてね』
ポチタは抱きしめてもらうという夢を叶えてくれたデンジに支配の悪魔であるマキマの夢を叶えてあげてほしいと言っています。
ポチタの発言は恐怖から生まれる悪魔が寂しい存在であることを印象付けていますよね。
まとめ
ポチタの正体は悪魔から恐れられる存在である地獄のヒーロー『チェンソーマン』
犬の姿をしていた理由は戦いにより弱体化していたからと考えられ、デンジの心臓を狙う悪魔がいる理由がポチタがチェンソーマンだからだという事です。
そしてポチタの夢が誰かに抱きしめてもらう事だと語っていて、これを叶えてくれたデンジの事を慕っていて心臓を差し出した理由も納得がいきます。
悪魔から恐れられている存在だったポチタの夢が抱きしめてもらう事ということで強い反面寂しい存在だという事が分かります。